活動内容
生活習慣病ケアの今
わが国日本は経済成長の結果、肥満症や心筋梗塞、高コレステロール症、高脂血漿などの生活習慣から発症する病気、生活習慣病や生活習慣病予備軍が増加してきました。
しかし、これらのケア方法は明確になっておらず、食事制限や運動指導、禁煙指導というように生活習慣を制限する指導方法がほとんどです。これは、従来身に付いた生活習慣を変更するという非常に困難を要する方法のため、挫折してしまう人も多く見られます。
また、慢性疾患という言われる生活習慣病に対する現代医療は、薬物療法に頼っているという現状があります。薬品は、急性疾患や外科処置、感染症等においては、人間にとって副作用よりも作用の方があり、人間にとって大きなメリットがあります。
しかし、慢性疾患に対しては、継続して薬品を服用することにより、副作用という人間にとってのデメリットを無視することはできません。
そこで、当一般社団法人では、薬に頼らず「食」を見直すことで、生活習慣病の予防・治療の方法を模索してきました。
生活習慣病を薬に頼らず予防・治療する食指導
食材と調理方法の選定に注意した食生活指導
食事を通じて、人間の健康を考えていく上で必要なことは、第一次に食材です。現状で多く見られるのは、この食材はカロリーが高いから摂取を控えるというような考え方ですが、これは間違っています。重要なのは、高カロリーの食材に問題点を掌握するのではなく、体内での有効的な働きをする成分が食材に含まれている点に注目をし、摂取することです。第二に重要なのは、調理方法です。調理方法においては、代表的なものでは「焼く」、「煮る」、「蒸す」、「炒める」、「揚げる」の5つが挙げられますが、食材の選択と調理方法を適切に組み合わせる事により、新たなメニュー展開も考えられる他、新たな味覚的にも心身的にも「美味しい」という感動が生まれるでしょう。この感動こそが、人間の心と身体を成長させることとなるのです。
恒常性(ホメオスタシス)を利用したダイエット指導
恒常性(ホメオスタシス)とは、身体の内部や外部の環境因子に関わらず生体の状態が一定に保たれる性質のことです。この性質を利用したダイエット指導を当一般社団法人ではおこなっています。
人間の身体は1日25.9時間の生態リズムで動いていると言われています。しかし、1日は24時間しかありません。それでは、残りの1.9時間分を人はどのように補っているのでしょうか。
それは、睡眠です。しかし、現代生活では、仕事などによりどうしても睡眠時間が確保できない方も多くいらっしゃいます。そんな場合には、食事をする時間に応じて、食事メニューを変更していくことで、健康を維持します。
食事の摂取時間と恒常性(ホメオスタシス)の関係
日中リズム | 推奨する摂取メニュー | |
朝食 | 抹消系自律神経交感神経が優位になり、血管が収縮しやすい。血栓ができやすく血管の損傷が発生要因の一つとなる体内状態 | 酵素を多く含む果物や生野菜など |
昼食 | 活動量が増し、代謝が活発になる体内状態 | 身体をつくる肉や魚、大豆などのたんぱく質 |
おやつ | 脳内疲労がピークとなる | 脳の働きを活発化するチョコレートなどの甘味 |
夕食 | 抹消系自立神経副交感神経が優位になり代謝が下がる体内状態 | 高カロリーな食事の排出を促す海藻類や大豆や大豆加工品の豆腐など |
足りない栄養素を補うサプリメントの成分活用指導
どんなに気をつけていても、規則正しい食事ができない状態であったり、老化によって体内の必要栄養成分が低下することで、生体調節機能が低下することがあります。
まずは食事で必要成分を補うということは言うまでもありませんが、それが困難な時、足りない必要成分を補うという意味ではサプリメントの活用がとても有効です。
当一般社団法人では、サプリメントの開発を始め、ひとりひとりの生活習慣に合ったオーダーメイドサプリメントの成分活用指導、正しいサプリメントの活用方法を身に付け、アドバイスしていける専門家の養成にも力を入れています。
当一般社団法人では、「心と身体の健康」をテーマに、下記の事業を幅広く展開しています。
- 生活習慣病予防指導・管理プログラム
- メンタルケア(感情障害(うつ)/適応障害/不登校/DV)
- サプリメント成分診断(薬に頼らない栄養成分補給)
~一人一人に合ったサプリメント(補う)成分~ - 幼児・小児エモーショナル(情緒)教育
- 各種講座の開催
一般社団法人日本代替医療食品研究会では、会員を募集しております。お問い合わせページのFAX申込書もしくはお問い合わせフォームよりお申し込みください。
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